2017/07/13 19:30:00
  • 【霊界物語スーパーメルマガ】天界(9)天国団体が地上に移写したら

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 霊界物語スーパーメールマガジン
      2017.7.13
 出口王仁三郎・著『霊界物語』を
 飯塚弘明がやさしく解説します
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「霊界物語を読み解くための100のキーワード」
 舎身活躍&真善美愛&山河草木編


 ╋ 天界(9)天国団体が地上に移写したら ╋


以前にも書きましたが、天国の天人たちは
毎日遊んで暮らしているわけではなく、
現界人と同じように仕事をしています。
しかしその働き方は、現界とは異なるようです。
お金を稼ぐために嫌々ながら働いているわけではありません。
自分の役割を果たせることに喜びを感じているのです。
竜公(たつこう)と珍彦(うづひこ)の会話を少々引用してみます。

=====
竜公『天国においては、すべての天人は日々
何を職業にしていられるのですか。田畑もあるようなり、
いろいろの果樹も作ってあるようですが、
あれはどこから来て作るのですか』

珍彦『天人が各自に農工商を励み、互いに喜び勇んで、
その事業に汗をかいて、従事しているのですよ』

竜公『そうすると、天国でもずいぶん現界同様に忙しいのですなア』

珍彦『現界のように天国にては人をアゴで使い、
自分は金の利息や株の収益で遊んで暮らす人間はありませぬ。
上から下まで心を一つにして共々に働くのですから、
何事もらちよく早く事業がはかどります。

ちょうど一団体は人間一人の形式となっております。
たとえばペン一本握って原稿を書くにも、
外観から見れば一方の手のみが働いているように見えますが、
その実は脳髄も心臓・肺臓は申すに及ばず、神経繊維から運動機関、
足の趾(ゆび)の先まで緊張しているようなものです。

今日の現界のやり方は、ペンを持つ手のみを動かして、
はたの諸官能は我(われ)関せず焉(えん)というやり方、
それではとても治まりませぬ。

天国では上下一致、億兆一心、大事にも小事にも当たるのですから、
何事も完全無欠に成就致しますよ。
人間の肉体が一日働いて夜になったら、
すべてを忘れて、安々と眠りにつく如く、
休む時はまた団体一同に快(こころよ)く休むのです。
私は天人の団体より選まれて、団体長を勤めておりますが、
私の心は団体一同の心、団体一同の心は私の心でございますから……』
〔第47巻第18章「一心同体」〕
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm4718#a179
=====

天国では、同じような想念の人が集まって天国団体を作っていますが、
その一つの天国団体は、メンバーが有機的に繋がって、
一人の人間のように機能しているというわけです。

我の張った現代人には、全体で一つだという考えに
拒否感を持つような人もいますが、
そもそも天国は同じような想念を持った人の集まりなので、
それほど問題はないでしょう。
だってみんな考えは一緒なんですから、
意見の対立はあまり起きないわけです。

天国団体が一人の人間のように機能しており、
そして天国全体でも、それらが有機的に繋がって、
一人の人間のように機能しています。
王仁三郎はこれを「大神人(だいしんじん)」
という言葉で表現しています。

=====
…天国の全般を総称して大神人と神界にては称えらるる理由は、
天界の形式はすべて一個人として統御さるるからである。

故に地の高天原(注・綾部の大本のこと)は一個の大神人であり、
その高天原を代表して愛善の徳と信真の光を照らし、
暗に迷える人間に智慧と証覚を与えんとする
霊界の担当者(注・王仁三郎のこと)は、即ち大神人である。
神人の大本か大本の神人か……と言うべきほどのものである。
これは現幽相応の理より見れば、決して架空の言でもない。
また一般の信徒はいわゆる一個の大神人の体に有する
心臓、肺臓、頭部、腰部、その他四肢の末端に至るまでの各個体である。

天界を大神(注・ス神のこと)はかくの如く一個人として、
即ち単元としてこれを統御し玉うのである。
故に人間は宇宙の縮図といい、小天地と云い、天地経綸の司宰者と言う。
〔第49巻第2章「大神人」〕
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm4902#a056
=====

この大神人たる天界を地上に移写したものが地上天国でありミロクの世です。
つまりミロクの世というのは、
人類社会全体が一人の人間のように機能する社会なわけです。

王仁三郎が皇道維新論(大正維新論)で
「世界大家族制の実施」を唱えていますが、
それもある意味では同じことだと思います。
家族のように一心同体で…ということです。
(もっとも現代日本の家族は解体状態かも知れませんが…)
〔「大正維新について」参照〕
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=B121801c43

ところで天国団体を地上に移写すると、
どのようなものになるのでしょうか。
つまり想念を同じくする人たちの集まりです。
それはどのようなものでしょうかね。
ちょっと考えてみました。

地上界では、まず人間は生まれると家族という共同体に所属します。
これは血縁共同体です。
そして大きくなるにつれ、地域社会や、国家という、
土地で繋がった地縁共同体に所属して活動することになります。

血が繋がっていたり、同じ地域に住んでいるということで、
価値観を共有する部分もありますが、
人間の個性化が進んで行くと、価値観の異なる部分が目立って来ます。
その人が持っている天賦の性質が発現して行くわけです。
そうなると、家族や地域から離れて、
自分が所属すべき集団を求めて、うごめき出すのです。

もっとも身近な集団としては、仕事や趣味などで繋がった集団です。
たとえば、警官とか軍人とか、看護師とか弁護士とかプログラマーとか、
専門技能職の集団というのは、ある意味で似たり寄ったりの人たちになります。
それがただちに「想念を同じくする」とは言えませんが、
プログラマーと看護師では、やはり想念は大きく異なるんじゃないでしょうか。
そういう意味では、同じ専門職に就く人たちは、
想念が似ていると言えると思います。

また、趣味の集団もあります。鉄道マニアとか、アイドルの追っかけとか、
ディズニーファンとか、犬を飼うのが好きとか、
趣味が同じ人というのは、やはり想念も似ているのではないかと思いますよ。

宗教団体や政治団体なんかもそうです。
それらを全部ひっくるめて「文化的な繋がりによる共同体」
とでも呼ぼうと思います。
血の繋がり、地の繋がり、そして文化的な繋がりへと、
人間は所属集団を変えて行くのです。

実際には、同時にそれら複数に所属しています。
血縁・地縁の共同体は色々なしがらみがあって、
なかなか離脱することは出来ません。その共同体をベースにして、
文化的な価値観を共有する仲間を、探し求めているのです。

これが「天国団体が地上に移写される」ことの前兆ではないかと思います。
つまり、これから、想念を同じくする集団が作られて行くようになるのです。
それを仮に「想念共同体」とでも呼ぼうと思います。
以前はこれを「霊的共同体」と呼んでいたんですが、
それだと語弊が出そうなので、「想念共同体」と呼ぶことにします。

それがどのような形になるのかはよく分かりませんが、
以前にも書いたように、交通・通信網の発達が、
その集団の形成を促進するはずです。
昔は出会いが少なかったですからね。
しかし今はいろいろと出会いの機会が多いので、
想念を同じくする人と出会いやすくなっています。


皆さんは、想念を同じくする人…と出会ったことはありますか?
私は…よく分かりません。

前回書いたように「御魂の夫婦」と出会えれば、
その人は確実に想念を同じくする人ですが。。。
スピリチュアルの世界で言う「ツインソウル」が、
この「御魂の夫婦」に類似した概念だと前回書きましたが、
「想念共同体」は、スピリチュアルの世界で言う「ソウルメイト」に
概念が似ているかも知れません。同じ魂のグループです。


ところで王仁三郎は、仏教徒は仏教徒の、
キリスト教徒はキリスト教徒の、神道信者は神道信者の、
それぞれ天国がある、というようなことを述べています。
〔「霊の礎(六)」参照〕
http://reikaimonogatari.net/index.php?obc=rm209901

つまり地上界では、宗教団体のようなものが、
想念を同じくする集団ということになります。

しかしそれはよく考えてみると疑問が湧いて来ます。
王仁三郎は、天国団体の人数は、少ないものだと40〜50人、
大きなものだと10万人いると述べています。
(前述の「霊の礎(六)」参照)
10万人と言っても、前回書いたように、夫婦で一人と数えるので、
10万組、という意味だと思います。
しかし、キリスト教徒にせよ仏教徒にせよ、何十億人もいるわけです。
そのすべてが天国に行くのではないにせよ、
天国団体の定員10万人なんてすぐにオーバーしてしまいます。
ですから、王仁三郎が「霊の礎」で言っているように、
文字通り仏教徒の天国団体、キリスト教徒の天国団体があるとは思えません。
日本では仏教とかキリスト教とか神道とか様々な宗教がありますが、
外国では、国民のほぼすべてが一つの宗教に入っている国もあるわけです。
国民みなが同じ天国団体に入る=つまり同じ想念を持っているとは思えません。
ですから、「霊の礎」で述べていることは、分かりやすいように、
そのように述べているだけであって、実際には、
宗教ごとに団体があるのではなくて、あくまでも
想念ごとに団体があるのだと思います。

もちろん、キリスト教と仏教では大違いなので、
そういう大きな分別はあるでしょうけど、キリスト教徒でも、
想念の違いによって、大小無数の団体があるのだと思います。
決して、宗教を同じくするだけで同じ天国団体に入るのではありません。
宗教別ではなく、あくまでも想念別に団体があるのです。


この想念共同体を実現して行くことが、
ミロクの世に向けて、重要になって行くと思います。


(続く)


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  次回は来週木曜日に配信します。 お楽しみに!


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